いま、生活者の課題発見やイノベーション創出において、「人と社会」への深い理解が求められるようになっています。
その際、従来の理工系の研究のみならず、人類学や倫理学、社会学などの人文学、あるいは政治学や経済学などの社会科学の知見に注目する企業も増えつつあります。
近年でも、コクヨによるヨコク研究所や、ゴールドウインによるGoldwin Field Research Lab.、日鉄興和不動産によるFuture Style総研など、人文・社会科学的視点をもつ研究所やリサーチユニットの設立が続いています。また、事業会社のデザイン部門が同様の機能をもつことも増えてきました。
そうした研究所や部門の活動も、調査レポートの発行や社会発信、政策提言から、自社事業との連携や共創プログラムの開発、インキュベーションまで拡張されています。
人文・社会科学分野の研究者とともに次なる社会を形づくる思想やアイデアを生み出す活動に取り組んできたアカデミックインキュベーター/シンクタンクのデサイロも、先述のGoldwin Field Research Lab.やJTのコーポレートR&D組織D-LABなどと協働し、そうした探索や社会への発信活動を支援してきました。
そうした研究所やリサーチユニットが実施している、“イノベーションの前段階”とも言える探索・研究活動がより幅広く実践されていくためには、知見を共有し、実践者たちが集うコミュニティが重要になります。
そこでデサイロでは、これからの企業に求められる「人と社会の探索・研究活動」について考えるコミュニティ「In-house Researcher’s Hub(インハウスリサーチャーズ・ハブ)」を立ち上げました。「In-House Researcher’s Meetup」の開催を中心に、さまざまなアクティビティを展開予定です。


