人類全体が“難民化”する時代において、人々にとって「故郷」の概念や、自身の帰属意識やアイデンティティは今後どのように変わっていくのでしょうか? こうした問いを深めるべく、Goldwin Field Research Lab.と一般社団法人デサイロ(De-Silo)のコラボレーションプロジェクトとして約1年間にわたってリサーチを進めたのが、「故郷とアイデンティティ」のテーマです。
共同リサーチャーとして、哲学・宗教思想を専門とする関西学院大学准教授の柳澤田実さんとデジタルメディアを複合的に用いた美術作品の表現を追求してきたアーティスト/多摩美術大学美術学部准教授の谷口暁彦さんを迎え、研究者とアーティストという異なる視点から、得られた知見を作品と論考という形でまとめていきました。
リサーチのプロセスでは、「デジタル空間でのフィールドワーク」「ヒップホップと故郷」「宇宙移住と故郷」と、一見つながらないように思えるいくつかのテーマを横断しながら、思索を進めていきました。
リサーチの内容がまとまった連載及び柳澤田実さんの論考「故郷喪失の時代に」も合わせてご覧ください。